提灯に誘われて・・・
提灯といえば、昔は照明器具として使われてきたものですよね。しかし、現在では、集客の為の広告ツールといったイメージがあります。
その提灯に誘われて、ふらふらっとお店に入ってしまったことは何度もありました。
中でも印象深いのは、札幌の街で入った居酒屋さんです。
その時は、同僚と2人、出張で札幌のホテルに泊まっていました。で、夜、どこかへ飲みに行こうという話になり、早速夜の街を物色へ・・・が、慣れない街です。どのお店がいいのか検討もつきませんでした。
そんな時、ふと目に付いたのが「居酒屋」という文字の赤提灯でした。寒い街を歩いていると、あの赤い提灯がやたらと恋しくなります。結局、ふらふらっと引き込まれてしまったのです。
お店に入ってみると、そこは北海道の料理やお酒を振舞ってくれる居酒屋さんでした。炉端風の店内には活気があり、出される料理も実に美味なものばかり。とりわけ魚介類は新鮮で、まさに北海道の味を堪能できるお店でした。しかも、それでいて料金も手頃なのですから、文句のつけようがありません。偶然とはいえ、なんともいいお店に入ったものです。
その居酒屋さんをほろ酔い気分で出た時には、思わず店の入り口に吊るしてある赤提灯を見上げ“この赤提灯に誘われてよかったな〜”と思ったものです。