思い出

私は今、結婚して子供も出来ましたので、飲み屋に行くような機会はめっきりなくなりました。
でも、独身の頃は、ほとんど毎日友達と飲み歩いていました。
中でも思い出すと一人でも笑ってしまうのが、一週間提灯のある店しか入ってはいけない。と言うルール。
若い女が、提灯の下がってるお店に入る。という憧れがあったのです。
友達が、自宅近くに提灯の店を見つけたとの情報により、早速お店に入ってみると、見事に白髪頭や、頭の薄いオジサンばかりがいました。
夜八時位から飲み始めて、結局店を出たのが、朝の七時!!(仮眠付きですが・・・)
さんざんウーロン杯を飲んだのですが、代金はタダでした。飲んでるうちに仲良くなったオジサン達が、いつの間にか払ってくれてたんです。
その後、私達はホントに一週間その提灯の店で飲む事となりました。
いろんな提灯の店を、試してみるつもりでしたが、一軒目で「当たり」にあったので、他に行くことはありませんでした。
一週間過ぎても、いつもの友達と飲みに行く時は、提灯の店で飲んでいました。
一週間目位までは、ちょこちょこ他のお客さんからご馳走してもらってたんですが、徐々に立場が逆転してきて、最後の方は、私達がオジサン達の飲み代をもったりしました。
お金を、その日多く持ってる人がとりあえず出せばいい。みたいな、暗黙の了解のルールさえありました。
今考えても不思議です。
自分のお父さん位の歳の人と、よくあんなに喋る事があったなあ・・。とか。
結局、友達も結婚したりして、だんだん飲むメンバーがいなくなって、そのお店も行かなくなってしまいました。
少しして、お店の前を通ったら潰れてなくなってました。
オジサン達、今はどこで飲んでいるのかなあ。
って、今でも時々思い出します。
あの頃は、自分もパワーあったし楽しかったなあ。