うどん屋だったのですが,壁いっぱいに提灯が飾ってある店がありました。盆提灯のような,本当に灯りをともすためのものではなく,観光地のおみやげらしきものオンリーでした。飾ってある提灯の表面には,観光地の地名や,その地出身の有名人の名前が書いてありましたからまちがいないでしょう。店主とその提灯に関して話をすることはありませんでしたが,いい話のタネになっているんだなあ,と思いましたよ。会話が途切れたようなとき,観光地の地名などから新たなネタ振りをすることができ,そこからまた話が咲いて。同僚の間では,店名よりも「提灯の店」で通っていましたね。観光地の提灯が話題に花を咲かせ,その店で食事をする時間も量も増えるという素晴らしい効果でしたね,今思えば。