ステッカーで思い出すこと
ステッカーがこんなに高いとは、考えてもいませんでした。勿論、一枚の単価は数円なのですが、何千枚にもなると、コストは馬鹿にできません。
初めて担当した商品開発に伴い、必要な費用の積算の途中で判明したことですが、どうしてもステッカー等の製品とは直接関係のない部分での過剰な出費が判明したのです。スーパー等への納期は迫り、下請工場からの突き上げが激しくなったある日でした。交渉の結果、印刷業者に折れてもらい、何とか予算内でまとまりました。
製品への貼り付けは手作業です。大量生産の商品ではないため、販売会社の担当者であるわたしが自ら貼り付けていきます。ステッカーを一枚二枚貼るのは簡単ですが、何千枚にもなると、徹夜作業でしたが、何とかこなして、納入したときは腰が抜けるほどの安堵感がありました。
ところが、そのステッカー 制作に問題があったのです。一部ステッカーに記入漏れがあったため、再度記入を納入先に求められたのでした。勿論こちらの完全なミスであり、法律にも反すること なので、平身低頭、何とか許してもらい、再度の納入にこぎつけました。
今思い出せば、辛い思い出でしかないのですが、ステッカーという小さな部分でも、いい加減な仕事をしてしまった自分に、腹立たしい気持ちがこみ上げてきます。